エストニアと宇陀の夏至祭 2024
The Midsummer Festival in Estonia and Uda 2024

主催:宇陀の森と音楽実行委員会 | 協力:宇陀市 | 後援:駐日エストニア大使館
6.21FRI
■夏至の日没セレモニー
❖時 間 : 18:30 〜 19:30
❖会 場 : 陽月の森
❖出 演 : マリ・カルクン(ヴォーカル/カンネル)
長い冬から解放され、待ちに待った夏至。 北ヨーロッパでは待ちに待った、1年で1番長いこの日を夏至祭でお祝いします。
宇陀は「奈良の北海道」とも呼ばれるほど冬は厳しく、人々や動物、自然は静寂に包まれます。しかし、夏が訪れると、生命の力に満ち溢れ、活気に包まれます。宇陀の住民も自然と共に生活しており、北ヨーロッパと共通する点を感じています。夏至の日、私たちは焚火をし、自然の神と交流する特別な時間を持ちます。夏至のセレモニーでは、マリ・カルクンさんが音楽を奏で、みんなで焚火をし、食事を共にします。北ヨーロッパの夏至祭のように、様々な料理を囲み、大切な人たちと特別な時間を過ごします。この想いから、宇陀でも北ヨーロッパの軽食とドリンクを用意することにしました。軽食はヴィーガン料理アーティストのKEIKOさん、ドリンクは紅茶の専門家であるHiroko Yokoeさんが担当します。また、夜を照らすキャンドルはアーティストのRumi Irieさんが制作します。イベントの前夜祭チケットはリターンとして提供され、前夜祭の映像もリターンに含まれます。この素晴らしい仲間たちと、マリ・カルクンさんの音楽で森を感じながら、神秘的な日を共に祝い、楽しみにしています。
6.22SAT
■森のシンポジウム
❖時 間 : 10:30 〜 12:00
❖会 場 : 宇陀市文化会館 ▶ アクセス
奈良県宇陀市大宇陀拾生871
❖出 演 : 三浦 豊 (森の案内人)
森本 達郎 (森林デザイナー)
ターヴ・タッツィ (Forest Proguram Director)
ヤンネ・ファンク (Japan‐Estonia Coordinator)
森を愛し、森と共に生きる方法を探求する一日。 それがこの森のシンポジウム。このイベントでは、エストニアの森林プログラムディレクターであるターヴィ・タッツィ氏、宇陀市の林業家であり森庄銘木産業株式会社の取締役専務である森本達郎氏、そして日本全国の森を案内する三浦豊氏が、それぞれの視点から森の生態系、人との関係性、そして森林産業の未来について語ります。このシンポジウムを通じて伝えたいのは、森林が持つ豊かな生態系の重要性と、持続可能な方法で森林を利用し保護する手法。そして地球規模での森林保全の大切さについても理解を深めてほしいと思っています。エストニアと宇陀。遠く離れた場所でありながら、森林を通じてどのように繋がり、共通の課題に取り組んでいるかを探るこの場は、地域を超え、国を超えた学びと交流の心温まる機会になれば、それほど喜ばしいことはありません。
■夏至の音楽祭
❖時 間 : 開場 15:00 / 開演 15:30
❖会 場 : 宇陀市文化会館 ▶ アクセス
奈良県宇陀市大宇陀拾生871
❖料 金 : 一般 2,000円 / 学生(中学以上)1,000円
小学生以下無料
※300円の飲食クーポン付き
❖出 演 : マリ・カルクン(ヴォーカル/カンネル)
サキタハヂメ(ミュージカルソー)
かとうかなこ(アコーディオン)
ヤンソン・チヤコ(ヴォーカル)
夏至の音楽祭は、エストニアと関りがある世界で活躍する多彩なアーティストを招待いたしました。さまざまな楽器が奏でる音をお楽しみください。
夏至の日没セレモニー

マリ・カルクン Mari Kalkun
<Artistic Director / Singer Songwriter>
マリ・カルクンは南エストニアにルーツにを持つミュージシャン、歌手、作曲家。
彼女の持ち曲の多くは、自然やエストニアの詩や民族音楽にインスパイアされたオリジナル作品である。歌詞の多くは地元の詩人によって書かれており、田舎の生活、森林、自然の景色を感じさせる。流れるようなエストニア語やその方言の響きは、彼女の音楽の中で伝統的歌唱法レジラウルや民謡と絡み合い、瞑想的な雰囲気を作り出す。 作曲や伴奏の際に彼女は、カンネル、ピアノ、アコーディオン、ギターを使用し、時にはバグパイプ、ホイッスル、その他様々な楽器も実験的に使用することもある。最優秀シンガーとして、Estonian Ethno Music Award 2013を受賞。また2020年にはエストニアの権威ある音楽賞ERR Musician of the Year 2020 受賞エストニアの権威ある音楽賞を授賞している。
森のシンポジウム

三浦 豊 Yutaka Miura <森の案内人>
1977年京都市生まれ。庭師修業の後、日本の自然や風土を深く知るため、全国各地の様々な「森」を巡るようになる。この感動を共有する目的で、2010年から日本全国の森を案内する「森の案内人」として活動を始める。これまでに訪れた森林や自然の名所は3000カ所を超える。著書には「木のみかた 街を歩こう、森へ行こう」(ミシマ社)がある。現在はオンラインで「みんなの森のサロン」を主催し、市内の樹木観察や日本庭園・神社仏閣の解説も手掛ける。温泉、ラーメン、街巡りも趣味。

ターヴ・タッツィ Taavi Tatsi
<Forest Proguram Director>
森林学を専攻し、エストニア南東部のPähni National Forest visitor centreで勤務する森のスペシャリスト。ハイキングやレジャー活動から学校の子供たち向けのフィールドトリップに至るまで、森林環境の多様な側面に関する教育と情報提供を実施。人間の経済的ニーズと自然環境の生態学的必要性の間のバランスを尊重したプログラムを提供する。

森本 達郎 Tatsuro Morimoto
<森林デザイナー>
森庄銘木産業株式会社 取締役専務。
1993年生まれ。畝傍高校・立命館大学卒業後、 木材大手商社に入社。世界中の木材販売に携わる。 3年後に家業に戻り、現職に就く。 「“森と暮らしを繋ぐ”をテーマに、森の恵みを届ける仕事をしています。私生活では 2児の父で、木育にも子育てにも励んでいます」

ヤンネ・ファンク Janne Funk
<Japan‐Estonia Coordinator>
欧州文化首都TARTU2024年のプログラム「Aigu Om!フェスティバル」の日本関係担当。20年以上にわたりエストニアと日本の仲介者として活動し、日本のパートナーと協力して複数のエストニア文化プロジェクトを日本で主導。TRADELINKとして、エストニアのオーガニック・ナチュラル系企業の日本への輸出をサポートしている。
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夏至の音楽祭

マリ・カルクン Mari Kalkun
<ヴォーカル/カンネル>
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